はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
10月15日に新型 iPad mini が突然発表されました。実に3年ぶり、第7世代となります。大きなiPhone を持つより、iPhone と iPad mini 2台持ちの方がいいや、という方も多いようです。
今日はこの新型 iPad mini について第6世代のモデルとどこが変わったのかを紹介していきます。
外観
外観(見た目)はまったく変わっていないようです。サイズと重量は同じで、ディスプレイサイズも8.3インチで変更ありません。カラーバリエーションは、先代のピンクがなくなった代わりにブルーが採用され、あとの3色(スペースグレイ、パープル、スターライト)は同じです。
プロセッサ
プロセッサは先代のA15 Bionicから2世代上位のA17 Proを搭載しました。6コアCPUと5コアGPUを備えており、先代からCPUは最大30%、グラフィックス性能は最大25%向上しています。ちなみにiPhoneでいうと、新型 iPad mini は iPhone 15 Pro並みの性能を持っています。
プロセッサが進化したことにより、Appleの生成AI「Apple Intelligence」も利用できるようになりました。Apple Intelligenceは10月下旬に配信される予定のiPadOS 18.1で英語版から提供されますが、日本語版の提供は2025年になりそうです。
カメラ、ID(認証機能)、バッテリー持続時間、ストレージ
カメラは、アウト/インカメラともに1200万画素で先代と同じです。
ID(認証機能)は iPhone 16シリーズのように Face ID(顔認証)ではなく、先代と同じ Touch ID(指紋認証)です。
バッテリーの持続時間も変わりません。
ストレージは先代が64GB、128GB、256GBでしたが、新型では64GBがなくなり、512GBが選べるようになり、128GB、256GB、512GBとなりました。
USB、モバイル通信、Wi-Fi、Bluetooth、SIM
USB Type-Cの転送速度は先代の最大5Gbpsから2倍高速の最大10Gbpsにアップしました。
モバイル通信は5Gに対応しています。
Wi-Fiは、先代よりも2倍高速となるWi-Fi 6Eをサポートします。
Bluetoothのバージョンは先代の5.0から5.3となりました。
通信関連の変化として、これまでminiで採用していたnanoSIM(物理SIM)がなくなり、eSIM(ソフトウェアSIM)のみとなりました。
Apple Pencil
新型 iPad miniでは、Apple Pencilがより高性能な「Apple Pencil Pro」を利用できるようになりました。Apple Pencil Pro は、スクイーズでパレットを表示したり、触覚フィードバックやホバーに対応しています。なお、先代で利用できた第2世代のApple Pencilは新型 iPad mini では利用できないので注意が必要です。
価格
先代は円安の影響もあって何度か値上げを繰り返し、最終的な価格は64GBが8万4800円から、256GBが11万800円からでした。これに対し、新型 iPad mini は128GBが7万8800円からで、値上げ後のiPad mini(第6世代)よりも安くなっています。Wi-Fiモデルなら7万円台でiPhone 15 Proと同じ性能のiPadが手に入ると考えるとかなりお買い得です。
最後に
3年ぶりの新機種ということで、狭額縁化や薄型化、Face ID対応などのアップデートが欲しかったところではありますが、A17 ProのパフォーマンスやApple Pencil Proなど、性能アップ、機能アップもされています。将来的にApple Intelligenceを使いたいという人にはおすすめの機種です。
なお、発売は10月23日からとなっています。
紹介しているうちに、久しぶりに iPad mini を触ってみたくなりました。日曜にでも近くのauショップに立ち寄ってみたいと思います。
ではまた ( ´ ▽ ` )ノ。