はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
昨日は、パソコンの選び方について書きました。
きょうはパソコンの性能を示すCPUについて理解を深めていきましょう。
CPUとは
CPUとはCentral Processing Unit(中央処理装置)の略です。
CPUは人間の頭脳のような役割をする部品です。入力機器(マウス、キーボードなど)から受け取った情報を処理して、その結果を出力装置(ディスプレイ、プリンターなど)に出力するよう命令を出す、重要な部品です。
CPUメーカー
CPUのメーカーは「インテル」と「AMD」の2社が世界シェアのほとんどを占めています。他には、MacなどのCPU、M1シリーズなどを設計している「Apple」や、Androidに入っているSnapdragonシリーズのメーカーである「Qualcomm」が有名です。
インテル
インテルは米カリフォルニア州に本拠地を置く世界的な半導体メーカーです。
現在、一般向けCPUのシリーズは以下の通りとなっています。(上位モデル順)
AMD
AMDも米カリフォルニア州に本拠地を置く半導体メーカーです。
Ryzen(ライゼン)シリーズはインテルCore iシリーズと互換性があります。数字がインテル製品と対応しています。
CPUスペック
コア数
コアは文字通りCPUの核(中心)のことで、人間にたとえると作業をする人に当たります。コア(作業者)数が多いと同時にいくつもの作業を行うことができ、作業スピードが上がります。最近は複数のコアが入っているマルチコアプロセッサーが標準的です。
スレッド数
コア数が作業する人数とすると、スレッド数は1人当たりの作業台の数と言えます。
1つのコアが2つの作業台(スレッド)を持ってそれぞれで計算させると、同時に処理できる作業が増えるため、処理がさらに高速になります。
動作周波数
動作周波数(単位:GHz(ギガヘルツ))は、CPUが1秒間にできる処理の回数のことで、いうなれば作業する人の速さを表します。
最近のCPUは、負荷の大きさに応じて動作周波数を上げるブースト機能が備わっているものが主流です。簡単な処理をしているときは動作周波数を落として省エネモード、高負荷時は動作周波数を上げて高速処理を行うことができるようになっています。
開発世代
CPUには開発世代があり、新しい世代の方が、1コア、1GHzあたりの性能が高く、電力消費が低くなっているという傾向があります。
使用目的とCPUスペック
動画編集を行いたいとき
動画編集などで使用する場合は、パソコンにかかる負荷が高く、高性能なCPUを搭載したパソコンが必要です。
8コア以上(スレッド数も多い方がよい)を搭載した、Core i7 や Ryzen 7 以上のCPUを選択するのがおすすめです。
3Dゲームをプレイしたいとき
オンラインゲームなど3Dゲームで遊ぶ場合は6コア以上で動作周波数が高めのものを選ぶのをおすすめします。Core i5以上・Ryzen 5以上のCPUからなるべく動作周波数の高いものを選びましょう。
インターネットや書類作成をしたいとき
ブログやインスタなどのSNS、メールの文章やワードなどの文書を作成をする場合は、大きな負荷がかからないため、お手頃な2コアや4コア程度のCPUがおすすめです。
また、描画を行う専用機能(グラフィックボード)を必要としないため、CPUにグラフィック機能が入ったモデルが安価でおすすめです。
インテルでは、末尾に「F」がついていない型番のモデル、AMDでは、末尾に「G」が付いているモデルのパソコンを選びましょう。
4Kなど高画質の動画なども視聴する場合は、Core i3の上位モデルなど、ワンランク上のモデルもおすすめです。
さいごに
CPUのスペックの見方がわかれば、どの程度の性能のパソコンが必要かと言うことがわかってくると思います。
リンクのパソコンの商品ページを見て、CPUの品番からどんな用途向きかを読み取ってみてください。むずかしくないですよ。
楽天市場ランキング「パソコン」